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三木成夫形態学の学術展開と「顔と口腔の医学」研究所の西原医学の樹立Part.1 -Energy-Based Quantum Medicine の創始と重力進化学の創始-

三木成夫形態学の学術展開と「顔と口腔の医学」研究所の西原医学の樹立Part.1 -Energy-Based Quantum Medicine の創始と重力進化学の創始-

 彼が明らかにしたものは何かと言えば、まさに脊椎動物の上陸劇における「顔と口腔と鰓腸」の変容の姿の究明の一語につきるのである。三木の図の解説には、しばしば「頭進」という言葉が記されているが、これは頭方向に進むという意味である。物体が一定方向に加速されると移動するのであるが、加速度と重力は区別出来ない(等価原理-アインシュタイン)から、一定速度で頭進している原始脊椎動物や哺乳動物の個体内では肛側(尾側)に向かう力と重力との合成したベクトルが生ずる事になるのである。地球上で頭進が起こる時には口→肛側に向かう(慣性の法則による)の他に地球の重力エネルギー1gがかかるから、動物個体には二つの重力作用の合成方向にベクトルが作用する。頭進が超長期的に累々代にわたり続ければ、個体の骨格や内臓のすべてが同じ遺伝形質のままこのベクトルを受けて日夜リモデリングを続けることになるから、それらはすべての組織や器官が骨格で言えばウォルフの機能適応形態に従う如くに、超長期間に形が変化することになるためである。ホヤの如く固着性であれは、外的環境変化(波や水温)で形態は変化するが、固着性では5億~6億年の間も成体で頭進がないためその基本体制は全く変化することが無いのである。ここに三木成夫の有名な図を二つ示す。図1に成体の重力と頭進と時間(三つのエネルギー)の作用による体制の変化図および個体発生学と系統発生学の関係(成体と胎児)の図(図2)。これらは三つのエネルギーの作用の時間と重力と頭進の生体力学による形態変容の図である。

【図1】三木成夫図1     【図2】 三木成夫図2
 
 
 シュレーディンガーが「生命とは何か?」―物理学から見た生細胞—を著わした時も、Rouxは完璧に無視された。その業績から存在までも知られなかったために、重力はもとよりあらゆるエネルギーの存在が無視され、質量のある物質のみに基づいて語られた生命論が波動力学の体系をたてたシュレーディンガーによって著わされたのであった。その結果誕生したのが、エネルギーの完璧に欠落した分子生物学である。これは、彼の書の副題「生細胞」を生命の基本単位と誤解したためである。単細胞動物と多細胞動物の生命現象は、本質的に異なるのであるが、こんな事も一切知らずに今でも「重力」の事を研究している学者が多数存在するのは、何とも情けない話である。分子生物学の実験では超遠心分離器(スピンコ)をしばしば使うが、超高速に回転して細胞を分画して遠心分離する時に1万g、5万gと細胞に重力が加わるが、微小細胞は全く障害されることなく生きている。超多細胞から成る高等生命体は、3gで寿命が縮まり7gでは一日生きていられない。
 
7gの重力・ヒトの生命・難病の本態
超音速ジェット機で、マッハ2(音速の2倍)のスピードで急上昇する時、7gがかかるが、パイロットはしばしば失神しそうになるという。ヒトをはじめとする哺乳動物の超多細胞の細胞生命が心臓脈管系のメディウムの血液・リンパ液の循環による供給によって支えられている事が、今日の分子生物学に裏打ちされた臓器別医学では完璧にど忘れされているのも、何とも情けない話である。ついでに言っておくと、血液を巡る白血球の一種(顆粒球)は、ある条件下で大量の腸管内(口・喉・鼻・胃・腸・泌尿器等)の常在菌やウイルスを抱えて全体をくまなく巡回しこの顆粒球が体中に、ところかまわず抱えている常在性の微生物を播種(ばらまく-disseminate)する。つまり血がくさったごとくになるのだ。そしてはき溜めにうじが湧く如くに、種々の臓器や器官や組織を構成する細胞群の細胞膜内に取り込まれて細胞内感染症を発症するのである。これが各種臓器に発症する難治性の免疫病をはじめとする難病の本態である。
 
三木の究明した生命の要のしくみが「顔と口腔の医学」
三木成夫は、この大学の医学部の助教授であったが、その仕事は、個体発生と系統発生の関係を究めるためにニワトリの胎児を使って鰓腸の造血系の発生と脾臓腸管造血系の関係の究明であった。その実際は、歯・顎・口腔・鼻腔・心臓・肺・横隔膜・脳下垂体・胸腺・ワ氏扁桃に関する個体発生の詳細である。これこそがまさに医者の中の医者の「口腔科医」のマスターすべき生命のしくみのポイントである。今日のわが国の臓器別医学では、この領域は、耳鼻咽喉科、食道科、心臓循環科、肺呼吸器科、脳外科、精神神経科というようにこまごまにされている。わが国では内臓頭蓋の医学の中心をなす最も重要な歯と顎顔面・口腔科は現在は歯学部が主導する歯科口腔科として、医学の体系から、ほぼ完璧に除外されている。つまりヒトの身体の医学で最も重要な超多細胞生命体の統一個体の統御システムで60兆個の細胞内の超多数の糸粒体のすべての呼吸をコントロールする中心となる脳下垂体-顎・口腔咀嚼系の細胞呼吸統御系のすべてが、わが国の一般医療体系と医学の体系からすっぽりと抜けているのである。
 
 

2014-03-03 10:06:33

三木成夫形態学の学術展開 西原医学の樹立