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三木成夫形態学の学術展開と「顔と口腔の医学」研究所の西原医学の樹立Part.6 -Energy-Based Quantum Medicine の創始と重力進化学の創始-

三木成夫形態学の学術展開と「顔と口腔の医学」研究所の西原医学の樹立Part.6 -Energy-Based Quantum Medicine の創始と重力進化学の創始-

脊椎動物の定義と臨床系統発生学の創始
ここで脊椎動物とは何かを明らかにするために、この宗族の定義をしておく。「脊椎動物とは骨化の程度は異なるも、骨性の皮歯楯鱗と脊柱を持つ脊索動物の事で、その特徴は腸管呼吸と腸管造血を行うことである。進化が進むと造血の多くが骨髄腔へと移るのがこの宗族の特徴である。」この定義から、硬蛋白質のコラーゲン・軟骨・骨がこの宗族の物質的基盤である。器官の特徴が鰓に由来する顎・口腔と肺の腸管呼吸栄養吸収系であり身体全体の全細胞と摂食・咀嚼・消化吸収した栄養分の仲を取り持つ造血系が腸の脾臓から関節骨髄腔へと移動するという事実が脊椎動物の研究のポイントということだ。この事をよく理解したら、臨床系統発生学を創始するのはいとも容易となる。
まず、哺乳動物の鰓腸胚pharyngula型の魚型胎児(エンブリオ)の頭部の形によく似た顔を持った原始脊椎動物のサメの成体をさがす事が最初の仕事となる。これは、外鼻形と歯の形と口の形の三点から観察して、いとも簡単に見つける事ができた。
哺乳動物のみの特徴とされる異型性歯を持つサメすなわちHeterodontus japonicusネコザメが、これら三つの特徴をそろい持っているのである。次になすべき事は、ネコザメの顔と咽頭部をくわしく解剖して、哺乳動物の胎児との対比をする事である。サメの舌は鰓を動かす鰓腸呼吸筋肉でできており、その根本にやはり鰓呼吸筋肉に由来する鰓心臓がある。その尾側底は横隔膜によって肝臓と心臓が隔てられているのである。すべてのサメにすでに横隔膜が存在しているのである。哺乳動物以外の、すべての脊椎動物の心臓周囲には囲心腔が存在する。哺乳動物だけが、この囲心腔に肺が発生すると考えられるのであるが、これはネコザメの舌呼吸筋と心臓を含む鰓腸のかたちと哺乳動物の鰓腸胚のそれらのかたちの比較から自ずと生まれた推論であり、著者の確信でもある。
哺乳動物の鰓腸胚の胎児の舌はまだ完璧に大きな心臓と繋がっていて鰓孔も、その脈管系もすべて揃っている(図7 P61)。爬虫類と硬骨魚類の源となるサメは、普通型のドチザメ系統で、歯が典型的車軸歯である。心臓が小さいために囲心腔もわずかである。
肺は魚の浮き袋のように細く長く脊柱に沿って発生する。哺乳動物のオリジンとなるネコザメとヒトの病気を比較すると兎唇・口蓋裂・横顔裂・斜顔裂等の奇形は鰓腸胚の最終ステージにおける癒合不全であることがわかる。また咀嚼による舌運動がヒトの脳の急激な発達進化の大脳化現象と心臓ポンプの強化に深く関わっていることも良く理解される。こうして実際の哺乳動物のヒトの個体発生に見られる時々刻々と変わる変容の姿を系統発生のエポックである原始脊椎動物のサメの成体の形と比較してその法則性の実相を知るとともに奇形という疾患の先祖がえりの姿を通して「我々ヒトの祖先が本当に原始の軟骨魚類であったのだ」ということを実感として知るとともに体験されるのだ。かくのごとくして「臨床系統発生学」が誕生したのである(1999年西原)。
 
脊椎動物の上陸劇と重力作用の謎
ここで原始脊椎動物のサメの上陸劇について述べる。水中では浮力に相殺されて1/6gのサメは、血圧が15mmHg(水銀柱)であるが、上陸すると水を求めてのたうち廻ってあばれる結果血圧が30mmHgまで上昇すると、エラで空気呼吸が出来るようになって生き永らえる事が出来るのだ。重力作用はあまりにも弱くて電磁波動物理学では扱う事が出来ない(Feynman)ほどであるが、地球の重力1gは高等動物のどこにどう作用しているのであろうか?そして単細胞動物や細菌・哺乳類の単離培養細胞は高等動物とはどのように違うのであろうか?月の引力が潮の満ち引きを引き起こすごとくに、高等動物の体液と血潮に作用すると、それに対抗して血圧をなんとかして上げないと、血が充分に頭部の脳に巡らずに活力が衰えるのだ。そして単細胞動物は細胞内液のみで生きているので10万gで生きられるのだ。宇宙で最も高度の反応系が高等動物の多細胞動物であるが、これらは、巧まずして重力作用を血圧に変換して生き延びていたのである。重力の謎は、高等生命体のしくみの究明にエネルギーを導入しさえすればいとも容易に解く事が出来るのだ。
 

2014-08-04 10:29:00

三木成夫形態学の学術展開 西原医学の樹立