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西研臨時ニュース その1

西研臨時ニュース その1


 去る12月7日に「顔と口腔の医学」西原研究所の年次報告講演会に引き続き中国飯店にて忘年会を開催しました。
本年の成果をまとめつつ最近の注目すべき事項について以下ニュース形式で1~6迄を示します。
1)純金の人工歯根の復活 2)骨癒着型インプラントの重大問題 3)ヒトの身体のしくみの究明 4)難病の本態の究明 5)三大難病発症のしくみの究明 6)細胞内感染症の制御と難治性疾患 7)難病のヒトの退行進化(絶滅進化)への一里塚
 
 1、純金の人工歯根療法試みを復活させました。これは約15年前に純金の歯根を下顎臼歯部三本植えた方が、上顎12本ほどの連続冠ブリッジが脱落して西研を受診しました。純金の人工歯根を時計職人に作らせるので再度施術を希望されましたので、一年がかりでこれを行いました。植立後半年して非常に良好な結果が得られております。

 
 
 2、骨癒着型チタンインプラントの問題点
昭和62年に世界ではじめて固有歯槽骨、歯周靭帯、セメント芽細胞を持った人工歯根を開発した時のことがなつかしく思い出されます。わが母校の石川悟朗・秋吉正豊両名誉教授のもとに大型犬の顎に植立した見事な人工歯根標本図(2)を持参して「骨につくのと違ってこれならいいでしょう。」とのお墨付きを両先生から頂きました。人工歯根療法を希望して紹介された東大工学部のヴィークル(自動車)工学のI教授に東医歯大で行っていた骨につくインプラントとわが釘植型(歯根膜付)の人工歯根の違いを説明したところ、クッション付きの後者なら治療を受けますが、前者は現代の工学理論に合わないから、私は絶対にこのインプラント治療は受けませんとの事でした。
当時は、チタンが破折するかゆるんで落ちることと思っておりましたが、最近のわが西研に紹介された重篤な癌患者を見て愕然としました。多数の骨癒着型(ブローネマルク型)が完璧にうまくいくと遠隔部に大変重篤な癌が出来るのです。この乳癌再発例について述べます。インプラントがうまくいかないで落ちたりゆるんだケースは、歯肉だけのトラブルで済みますが、成功したケースが始末に負えないのです。西研ではAWGと少量の抗生剤とビヒズス因子を併用して驚くほどに多くの癌を完治させていますが、この手の癌は、本療法は無効です。ただし遠隔部に癌が発症する前ならば、これらを完璧に救済する手法も完成させることも出来るようになりました。すでに大学病院で行った骨癒着インプラントの失敗症例に予防的追加手術を行ったり追加治療の金のクッション付きの上部連続冠を装着することにより全く問題なく7~10年も経過している患者も西研にはおります。
 
 3、ヒトの体のしくみが隅々までわかるようになりました。
超多細胞の多臓器の哺乳動物のヒトの生命のしくみは、実は細胞の中に遺伝子を持って生きている細菌に由来するミトコンドリア(糸粒体)の生命力産生システムによって支えられていたことが西研の研究で明らかにされました。ヒトの体を統一国家に例えると細胞内の糸粒体が、一人一人のヒトの役割を演じて、体中の全細胞を、脳の中心部に位置する脳下垂体から血液を介して体全体に伝達される脳内ホルモン・生長因子・サイトカイン等の情報蛋白質と血中に吸収される酸素・栄養・細菌やホルモン、毒性物質等を血液・リンパ液で脳神経系、腸管内臓系、筋肉系、器官系、皮膚皮下組織系全般の細胞内の糸粒体に届けます。これにより糸粒体同士が互いに連繋しつつ超多細胞個体の統一体としての制御が行われます。このシステムが解らなければ難治性の病気の発症のしくみも治し方も解るはずがなかったのです。
 
 4、難病の本態が西研で究明されました。
ヒトの体には、多くの細菌が共生しています。細胞内の糸粒体も20億年前に棲みついたリケッチアに似たプロテオ細菌の一種です。ヒトの眼にも鼻にも泌尿生殖器にも口腔にも腸にも無数の無害の常在菌やウイルスが共生しております。これらの微生物は、ある条件下で腸のバイエル板から自動的にステムセルに取り込まれましす。するとこれが遺伝子発現してバイ菌入りの顆粒球(白血球)に分化誘導されます。これが血中を巡り、毛細血管に至り膜が開いて微生物を血中にばらまき(播種し)ます。
ある条件下とは、恒温性の動物の体温より低い環境下で起こるのです。変温動物のゲノムサイズは哺乳類の30倍あり腸内の微生物のすべてがジャンク遺伝子として全体細胞内の遺伝子内に入っているのです。病原性のないこれらは、白血球に入った時と同様に低体温では自在に細胞膜を通って、そこにある器官や組織の細胞内に大量に入り込みます。これが細胞内感染症です。
西研では、嚢胞内の大量の膿や歯根肉芽腫を器用に採取して電子顕微鏡で観察するとともに、悪性リンパ腫や様々な免疫病の血液から白血球を分離して同様に電子顕微鏡で観察しました。これらはすべて大量にウイルスや細菌を抱えた顆粒つまり白血球の細胞内感染症であることを実際に疾患者の血液や膿により検証したのです。細胞内感染症のコンセプトは、今の免疫学では皆無で、細菌学・ウイルス学ではウイルス以外には殆ど知られていません。
しかし感染症のアトラスには、ウイルス以外にもリケッチア、クラミジア、連鎖球菌、ブドウ球菌等おびただしい電顕写真が示されています。しかし殆ど無害の常在性の腸内のヘルペスウイルスやクラミジア、リケッチアの細胞内感染で難治性の疾患(免疫病・精神神経疾患・悪性腫瘍)が発症していることを共鳴診断法による治療的診断法で検証したのは世界ではじめてです。電顕写真を用いて有効抗生物質・抗ウイルス剤を糸粒体共鳴診断法によって判定する治療的診断法によって検証が出来たのです。
元来糸粒体が20億年前に真核生物の細胞内に共生したリケッチアに似たプロテオ細菌であったことを思い起こしましょう。原始脊椎動物の源のホヤ(Ascidia)では、腸内の微生物のすべては、水、酸素、ミネラル、食物のミジンコ等はそのままか消化されて血中に取り込まれる栄養系の一種なのです。
細胞内への腸内微生物の細胞内感染症が機能性疾患と呼ばれる難治性疾患の本態です。

2014-12-25 19:21:41

西原研究所