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正統免疫学への復帰 Part.12

正統免疫学への復帰 Part.12

正統免疫学への復帰 Part.12
破綻した「自己・非自己の免疫学(Pseudoscience)」を正す
 
(4)生体活性素材を用いた細胞の遺伝子発現によるハイブリッド型人工器官の開発
-臨床医学による進化と免疫と生物発生の謎の究明- その2
 
これが神経胚でこの時に多体節化が起こり、次いで鰓腸胚と続いてエンブリオ期が終わり哺乳動物型フィータスとなるのである。筆者はサメのMHCが眠っていることを検証するために、自己・非自己の免疫学者が決して起りえないとしている成体の同種のサメ間と異種のサメ間の皮膚の交換移植を行ってすべて成功した。ネコザメとドチザメの皮膚の移植では異種のドチザメの楯鱗のあるネコザメの皮膚の組織標本も得られた。またゼノプスの皮をサメに移植するとサメとゼノプスのキメラの楯鱗が生まれたが、これは萌出することができなかった。サメのMHCの遺伝子が眠っていれば、すべてのサメの器官や臓器が哺乳動物に移植可能のはずである。そこでサメの角膜、皮膚、脳、筋肉、腸管の一部をラットと成犬の当刻する諸器官と臓器に移植してすべて成功した。この一連の移植の研究は第9回日本MHC学会(1998年)で発表し、最優秀抄録賞というけったいな賞を受賞した。こうして「自己・非自己の免疫学」のよりどころとするMHCが単なる成体型の蛋白質であり、動物の臓器移植時に問題となる組織免疫の働きをもつ白血球の働きであり、本来の機能は新陳代謝すなわちヒト個体60兆箇の細胞が1日に1兆箇リモデリングする時の陳旧性の細胞を消化するシステムであることが解明された。従って「自己・非自己の免疫学」は組織免疫系すなわち先天免疫系で移植時に起こる白血球の細胞消化システムであり、微生物や寄生虫によって生ずる免疫病とは全く無縁の学問であることがここに明示されたのである。この研究がすべて完了したのが2001年の春であった。この春に日本免疫病治療研究会を設立し同時に現在の研究所を設立し、大学病院から移った。
これまでに得られたミトコンドリアの知見と実験進化学の成果を踏まえて真正用不用の法則と真正生命発生原則を提示し、人工歯根療法を確立し臨床免疫病治療学を実践しながら、いよいよ多細胞動物の体の仕組みの研究に入った。ミトコンドリアは生命体内の小生命体であり、エネルギーを産生する。エネルギーとは質量のない物質である。生命とエネルギーの関係はどのようになっているのか?生命とエネルギーと病気の関係もどうなっているのかを解明する時期が漸くやってきたのです。昭和36年から平成13年までの41年間は修行時代だったのです。いよいよ何物にも制約されることなく基礎医学と臨床医学を自由に思い切り深く研究することができる環境を自分で整えることが出来るようになったのです。ここに漸くにしてロベルト・マイヤーの発見した「エネルギー保存の法則」と生命現象を真正面から取り組むことができるようになりました。マイヤーの保存則の発見は、ギリシア哲学から21世紀の今日におよぶ人類史上、ニュートンの万有引力の発見と並ぶ最大の科学的成果です。
 

2017-07-04 09:59:25

正統免疫学への復帰