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正統免疫学への復帰 Part.17

正統免疫学への復帰 Part.17

正統免疫学への復帰 Part.17
破綻した「自己・非自己の免疫学(Pseudoscience)」を正す
 
(4)脊椎動物の進化とミトコンドリア
①発生過程におけるミトコンドリアの働き
ヒトの体は受精卵から発生し桑実胚・原腸胚・神経胚・鰓腸胚と形を変えて哺乳動物形の胎児となります。この発生の過程は、実は原生動物から脊椎動物への発生過程のエポック毎の象徴的な再現です。このエポックとは、行動様式が劇的に変化したステージのことで、すべての行動様式を伝えるシステムが核の遺伝子の本当の仕事なのです。行動様式は数え切れないほどに存在する生化学的反応の代謝マップの代謝回転の様式に支えられ、このマップで機能する蛋白質(酵素)の合成もすべての合成過程の様式が遺伝子によって細胞から細胞へと伝えられるのです。そしてすべての代謝と行動のエネルギーを支えるのがミトコンドリアです。わが宗族の発生の過程は、常に上皮・神経・筋肉・脈管・粘膜上皮系が互に連繋して発生し成長し、成熟し老成するのであるが、この連繋は、常にミトコンドリアが主導している。系統発生と個体発生をつぶさに観察すると、初期の体制から、何らかの他働的原因で行動様式が変えられると、当然動物の動きが変化する。それに対応して、細胞内のエネルギー代謝が活発化すると、ミトコンドリアが活動しやすいように血管と筋肉を誘導するサイトカインを分泌する。血管と筋肉には神経は必然的に付随するから、こうして行動様式の激変に対してミトコンドリアが対応することで、同じ遺伝形質のまま形も化成によってウォルフの機能適応形態の法則にのとって劇的に変化する。系統発生の始まりにおいて鰓腸上皮が大脳辺縁系に向かってラトウケ嚢が陥凹し、腺性の脳下垂体を形成し、脳からはここに向かって神経性の脳下垂体が発生する。前者は鰓腸細胞内の糸粒体の要求に応じて生長ホルモンを分泌してこれらの三者を共役して発生させる。血管も筋肉も神経もすべては元々同じ遺伝子を持つ細胞から分化するから、ミトコンドリアが分化を促すサイトカインを分泌するということである。ミトコンドリアのエネルギー産生と共存して核の遺伝子の従来とは異なる発現が起こると細胞の形が変化する。これが化生(metaplasia)である。この行動様式の変化を伝達するのが遺伝子の働きであるから、この変化は当然遺伝子に記憶されるがこの記憶のシステムは、まださだかではない。こうして進化が起こるのである。
 
②増殖抑制の機序とミトコンドリア
個体発生ではあらゆる器官が発生する時に細胞分裂を繰り返すが、一定の大きさになると分裂が止まり器官の大きさが一定になる。これは細胞内同志の膜がこの分裂を制御しているのである。膜の構成も糸粒体がサイトカインによって制御しているのである。細胞内の多重複合感染症では、糸粒体の機能が荒廃し膜の制御が失われると細胞膜による分裂の制御能の喪失した癌が発生すると考えられる。温熱療法で時に癌が治ることからも、このことが示唆される。温熱で糸粒体の働きが蘇るのである。すると膜制御が復活して正常細胞に戻るのである。

2017-10-13 14:12:32

正統免疫学への復帰