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正統免疫学への復帰 Part.20

正統免疫学への復帰 Part.20

正統免疫学への復帰 Part.20
破綻した「自己・非自己の免疫学(Pseudoscience)」を正す
 
②からだのしくみ
 さて、60兆個の細胞は一体どのようにして細胞の働き(代謝=メタボリズム)が制御されているのでしょうか?これは一粒の原生動物細胞のメタボリズム(代謝―働き)を考えればすぐに解ることです。原生動物は生きている生活媒体(メディウム-溶液)の中の必須の成分(栄養やミネラル・酸素)を細胞膜から吸収して、ミトコンドリアのエネルギー代謝(メタボリズム)の渦をめぐらせながら核の遺伝子を働かせて、古くなった細胞のパーツを新しく作り換え(リモデリングする)ながら生きて行きます。ヒトでは個々の細胞のメディウムは血液と体液に相当するからホルモンを介して血液が肺や腸から吸収した酸素と栄養を60兆個の細胞に配達するとそれぞれの細胞がこれを細胞膜から取り込んで、これを代謝します。
60兆個のヒトの細胞は、成熟した赤血球以外はすべてミトコンドリアと核を持つ。全細胞の代謝を直接制御するホルモンが脳下垂体副腎系のいわゆるステロイドホルモンです。脳下垂体からステロイドホルモンの分泌をうながす副腎皮質ホルモン分泌促進ホルモンが状況に応じて血中に放出されると、副腎皮質細胞のミトコンドリアがステロイドホルモンのうち、ミネラルコルチコイドとグリココルチコイドを合成し血中に分泌します。このホルモンは全細胞に直接働きかけて、グルコースをピルビン酸に分解し、すべてのミネラルと酸素を利用してミトコンドリアでピルビン酸を代謝回転して電子を受け渡し、酸化的リン酸化を行ってエネルギー物質を作り出して細胞の働きと活動に供します。
ヒトの身体をコントロールする脳下垂体・副腎ホルモン系が存在することをはじめて解明したのがハンス・セリエで今から60年前のことです。これをセリエのストレス学説と言います。ヒトがストレス(エネルギーをはじめとする刺激のこと)を受けると体中の細胞が反応して、これが内臓脳に集約されてその中心の脳下垂体からステロイド分泌ホルモンを血中に流すと副腎の髄質と皮質からアドレナリンとコルチコ(副腎皮質)ステロイドホルモンが分泌されるのです。
 

2017-11-09 10:23:31

正統免疫学への復帰