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正統免疫学への復帰 Part.32

正統免疫学への復帰 Part.32

正統免疫学への復帰 Part.32
破綻した「自己・非自己の免疫学(Pseudoscience)」を正す
 
4)外呼吸器の口・鰓と鼻腔・肺およびと内呼吸細胞小器官の糸粒体
外呼吸器は原始型では口と鰓、哺乳動物では外鼻・気道・肺に分けられるが、空気中の酸素と血液中の炭酸ガスを交換する器官である。今日の医学では、呼吸器科というのは肺の病気を診療する科である。しかし肺もまた数兆個の細胞で出来ていて、この細胞一粒の中に数百数千粒ほどの細胞呼吸の主の糸粒体が生きている。糸粒体は十八億年前に大型細胞生物に寄生した好気性(酸素を使う)細菌といわれている。従って肺の細胞内の糸粒体が何らかの原因で駄目になると、いくら外から肺をいじくり回しても病気は治らないのである。私は細胞内の小生命体の糸粒体の内呼吸の障害で「訳のわからない免疫病」が発症することを始めて究明し、免疫病の治し方を明らかにすることが出来たのであるが、これは外呼吸器と内呼吸器の深い相関性を探ることによって、治療法を見つける手立てとしたのである。肺から取り込まれた酸素と腸から吸収された栄養とが、身体の全六十兆個の細胞の中の内呼吸の主の二千粒の糸粒体のすべてにまで達するべく、血液とその細胞とホルモンによって運ばれるのである。これは原始脊椎動物のサメと哺乳動物を比較するとよく解る。サメの外呼吸器は鰓であるが、その附属器官を列挙すると、まず鰓の筋肉と骨格から発生した顎口腔の咀嚼器官と聴覚平衡器、眼と鼻、舌と心臓、鰓と腸と身体全体を制御する脳下垂体と副腎、腎臓と生殖系が全て一塊として外呼吸器を形成している。ヒトでは鰓の器官は、耳、内耳、鼻、眼、脳下垂体、副腎、甲状腺、副甲状腺、頸洞、胸腺、心臓、横隔膜、泌尿・生殖器官となっている。ここで外呼吸系と糸粒体の内呼吸系を直接制御している器官が何かといえば、内臓脳(間脳)の視床と視床下部に連なる脳下垂体と、太古の鰓腺とその脈管系から発生する副腎と甲状腺、胸腺などのホルモンのシステムである。生命体に降り注ぐ(作用する)全てのエネルギーと腸管と肺から入る全ての質量のある物質(ミネラル、酸素、栄養、ウイルス、黴菌、毒物など)の刺激は神経性と脈管リンパ血液性に、間脳すなわち内臓脳に集中し、さらに内臓脳の中心に位置する脳下垂体の一点に集中する。内臓脳で全ての刺激は脳内ホルモン・神経伝達物質、リガンドに変換され、脳下垂体の後葉、中葉を経て前葉において身体の全てのホルモンに変換されて血行性に、直接六十兆個の細胞内の糸粒体の働きを制御する。脳下垂体は、すでに原索類(ムカシホヤ)の段階で口腔粘膜上皮と脳神経細胞との合作で発生する心臓と並んで鰓の最も古い器官である。おびただしいホルモンのうち、セリエのストレス学説で注目された脳下垂体から分泌されるコルチコトロピックホルモンとこれによって副腎皮質から分泌が制御される副腎皮質ホルモン(ミネラルコルチコイドとグリココルチコイド)が有名であるが、その他の多くのホルモンが脳下垂体から分泌されている。外呼吸と内呼吸を繋ぐホルモンのシステムも実は鰓の外呼吸器系に内蔵されていたのである。従来は血液の老廃物が汗と尿とされ、血液細胞の産生する余った栄養が脂肪と生殖細胞とされていたが、正確には両者とも糸粒体のエネルギー代謝・細胞呼吸の結果発生するものである。細胞内感染して弱った細胞内の糸粒体にステロイドホルモン剤のミネラルコルチコイドとグリココルチコイドを使ってその働きを促進させると、細胞の働きが正常に戻り症状が消退するがこれは糸粒体のエネルギー代謝を正常化するためである。これらのステロイドホルモンは、糸粒体は活性化するが細胞内に感染している寄生微生物に対して殆ど作用しないから細胞内の感染症の黴菌やウイルスは益々増殖するのである。ホルモンの作用が時間とともに消退するとミネラルの代謝もエネルギー産生の代謝も狂って来てむくみや腫脹、痛み、痒み、発赤の炎症症状が増幅する。
 
 

2018-07-19 11:36:46

正統免疫学への復帰